太軒府

Author: 太軒府 2016-06-04 10:41:57 Views: 618

 

 

松濱軒(熊本県八代市)
九州に残る貴重な大名庭園でショウブの名所としても有名
元禄元年(1688年)に、八代城主・松井直之公が母・崇芳院尼のために建てた御茶屋。当初は、八代海を見渡す松林の浜辺に位置していたのが名前の由来である。別名「浜の茶屋」。九州に残る貴重な大名庭園として、国の名勝に指定されている。初夏のハナショウブの名所としても有名で、約5000本の肥後ハナショウブが大輪の花を咲かせる。

松井家
松井家は、江戸時代を通して大名細川家の筆頭家老を務め、正保3年(1646)から明治3年(1870)にかけて肥後細川藩の支城である八代城をあずかった家です。      この松井家には武器・武具、茶道具、能面・能装束、古文書など大名並の質と量を誇る文化財が伝来し、現在、財団法人松井文庫の所蔵となっています。
戦国時代末期、松井康之は細川藤孝(幽斉)に従って戦功を立て、藤孝の養女を妻として所領を与えられ、以後、代々細川家に仕え、細川一門と同格の重臣扱いを受けていました。細川家世襲三家老の筆頭の地位にあった松井興長が八代城主となり、以後10代、約220年にわたって八代城下町とその周囲を支配しました。松井家は康之の功により、山城国(現京都府)に知行地を与えられ徳川将軍の直参として自家の代替わり、将軍の代替ごとに江戸に参勤するという特殊な家柄でもありました。
明治3年に八代城が国有となったため、十代章之が増築して松濱軒に住居を移し、現在に至っている。

 

 

 

太軒府
電話:06-6981666
地址:臺南市六甲區裕農街